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合宿の持ち物リスト|大学生のサークル・ゼミ合宿で忘れやすいものと、宿にあるもの

開いた青いバッグに着替えとタオルを詰め、歯ブラシとポーチ、ノートを添えた水彩イラスト
合宿に向けて、荷物をそろえるイメージ。

合宿の持ち物は、普通の旅行と少し違います。泊まるのは大人数向けの宿で、昼は練習やゼミ、夜は懇親会と、1日の中で着るものも使うものも変わります。さらに、旅行では当たり前に宿にあるタオルや歯ブラシが、合宿の団体利用では用意されていないこともあります。山梨県・西湖の湖畔にあるホテル光風閣くわるびでも、合宿の団体の忘れ物でいちばん多いのがタオルと歯ブラシです。

この記事では、合宿の持ち物を「全員に必要なもの」「宿にあるかで変わるもの」「合宿の種類で変わるもの」に分けて整理します。幹事がメンバーに配る持ち物リストの下書きとしても使ってください。

合宿の持ち物は「宿にあるもの」を確かめてから決める

持ち物リストを作る前に、まず宿のホームページで「アメニティ」「客室備品」「よくある質問」の欄を見てください。ここを先に確かめておくと、持っていくべきものと、持っていかなくてよいものがはっきりします。

特に注意したいのが、アメニティの扱いです。一般の宿泊では用意されているタオルや歯ブラシ、館内着が、合宿や教育旅行などの団体利用では用意されないことがあります。「旅行のときはあったから」と思い込まず、宿の案内で確かめておきましょう。分からないことは、予約のときに宿へまとめて聞けば大丈夫です。

全員に必要な持ち物リスト

どんな合宿でも、次のものは全員が持っていきます。

上段に財布・カード類・スマートフォンと充電用品、下段に着替え・寝るときの服・タオル・洗面用具・薬・絆創膏・コンタクトレンズ用品・袋を並べた水彩イラスト
上段は「貴重品と連絡手段」、下段は「着替えと身の回りのもの」のイメージ。具体的な持ち物は、以下のリストで確認してください。

貴重品と連絡手段

  • 健康保険証(または資格確認ができるもの)と学生証。コピーを別のバッグにも入れておくと、なくしたときに困りません
  • 現金と交通系ICカード
  • スマートフォン、充電器、モバイルバッテリー

健康保険証は、合宿先で体調を崩したりけがをしたりしたときに必要になります。スポーツ系の合宿や遠征では特に忘れないようにしましょう。スマートフォンは連絡や集合時間の確認、写真撮影と、合宿中ずっと使います。大人数の部屋ではコンセントの数が限られることがあるので、モバイルバッテリーがあると安心です。

着替えと身の回りのもの

  • 着替え(泊数分+予備1組)
  • 寝るときの服
  • タオル(バスタオル・フェイスタオル)
  • 歯ブラシなどの洗面用具
  • 常備薬、絆創膏、コンタクトレンズ用品
  • 汚れ物・濡れ物を入れるビニール袋やエコバッグ

着替えは、日数に合わせて「何日目に何を着るか」をざっくり決めておくと、入れすぎも足りないも防げます。「泊数分」だけだと、汗をかいたり雨に濡れたりしたときに足りなくなります。予備を1組入れておくと安心です。宿にコインランドリーがあれば、連泊のときは途中で洗うこともできます。ない宿もあるので、予約のときに確かめておきましょう。汚れ物は袋に分けて持ち帰ります。

宿にあるかどうかで変わる持ち物

宿によって、持っていかなくてよいもの、宿で借りたり買ったりできるものがあります。光風閣くわるびの「ゼミ・サークル合宿プラン」の場合は、次のとおりです。

緑のタイルの浴槽と窓がある、くわるびの大浴場
くわるびの大浴場。シャンプー類などの備え付けと、持参するものは以下の表で確認できます。
持ち物くわるびの場合
タオル(バス・フェイス)学生は各自で持参。忘れたときは、フロントでバスタオルのレンタル(210円)とフェイスタオルの販売(110円)がある
歯ブラシセット学生分の用意はなく、各自で持参。忘れたときはフロントで販売(60円)
館内着作務衣は学生分の用意がないので、寝るときの服を持参(先生の分は用意がある)
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ大浴場に備え付けがある
ドライヤー客室に備え付けがある
電気ケトル・テレビ客室にある
洗濯館内1階にコインランドリーがある
延長コード・体温計・爪切りフロントで借りられる
飲み物館内に自動販売機がある
日用品歩いて行ける距離に店がなく、買いに行くには車が要る

タオルと歯ブラシは、忘れても宿で何とかなりますが、人数が多いとそのぶん費用も手間もかかります。くわるびでは、幹事には事前に伝えていても、ほかの学年のメンバーまで伝わっていなかった、という例がよくあります。持ち物リストは幹事だけで止めず、参加者全員に届く形で配りましょう。

日用品は近くで買えないので、電池やコンタクトレンズ用品、常備薬などは、家を出る前にそろえておくのが確実です。懇親会で使う飲み物やお菓子も、来る途中で買っておくと当日に慌てません。

相部屋で過ごすときにあると便利なもの

合宿では、数人から十数人で1つの部屋に泊まることがよくあります。普段のひとり旅とは違い、部屋で過ごすための小物があると快適です。

ソファとローテーブルが並ぶ、くわるびのコネクティングルームの内観
くわるびの客室の一例(コネクティングルーム)。
  • ハンガー(濡れたタオルや練習着を干すため)
  • 洗濯ばさみ付きの小さなハンガー
  • 耳栓、アイマスク(寝る時間がそろわないときのため)
  • 小さめのポーチ(貴重品や洗面用具をまとめる)
  • 名前を書いたシールやタグ(同じような持ち物の取り違えを防ぐ)

部屋のハンガーは人数分そろっていないこともあるので、タオルや練習着を干したいなら自分で持っていくのが確実です。ジャージやTシャツなど、メンバー同士で似た服になりやすいものは、名前を書いておくと取り違えが起きません。

合宿の種類で変わる持ち物

ゼミ合宿・勉強合宿

  • ノートパソコンと充電器
  • 発表資料(データと、必要なら印刷したもの)
  • 発表データのバックアップ(USBメモリやクラウド)
  • 筆記用具、ノート
  • 延長コード(会議室の電源が足りないときのため。くわるびではフロントでも借りられます)

ゼミ合宿で当日いちばん困りやすいのは、発表に使う機材です。プロジェクターを宿で借りるのか持っていくのか、スクリーンは誰が用意するのかを、出発前に必ず確かめてください。くわるびでも、プロジェクターは持ってきたのにスクリーンを忘れた、という例が何度もあります。

スポーツ系の練習合宿

  • 練習着・ジャージ(1日2着を目安に多めに)
  • 体育館シューズ、外で走るならランニングシューズ
  • ボールやラケットなどの道具
  • テーピング、サポーター、アイシング用品
  • 水筒、汗拭きタオル
  • 制汗スプレー、着替え用の袋

練習で汗をかくぶん、着替えとタオルは普段の旅行よりかなり多めに必要です。くわるびには館内にコインランドリーがあり、練習着を洗いたい団体にはそちらを案内しています。2泊以上の合宿なら、洗濯を前提に着替えの数を減らすこともできます。体育館を借りる場合、宿が用意するのはネットなど一部の設備だけで、ボールやラケットは持ち込みが基本という宿もあります。何を宿が用意し、何を自分たちで持っていくかを、予約のときに確かめておきましょう。

音楽・文化系の合宿

  • 楽器、譜面、譜面台、チューナー、予備の弦やリード
  • 延長コード、機材の電源ケーブル
  • 練習の記録用のメモやスマートフォンのスタンド

吹奏楽や軽音、ダンスなどの合宿では、機材の電源と、音を出せる時間が大切です。部屋や会場の電源の数、何時まで音を出してよいかは宿によって違うので、持ち物を決める前に確かめておきましょう。大きな楽器や機材を運ぶ場合は、移動の手段と、宿での置き場所もあわせて相談しておくと当日がスムーズです。

湖や山でのアクティビティ

  • 濡れてもよい服と着替え
  • 速乾性のタオル
  • 濡れた物を入れる袋
  • 帽子、日焼け止め

カヤックやSUPなど水のアクティビティでは、ライフベストなどの道具は借りられても、ウェットスーツは貸し出しがないこともあります。服装は申し込みのときに確認しておくと安心です。

冬にスキーやスノーボードを組み合わせる場合は、ゴーグル・手袋・帽子のように、レンタルに含まれず各自で用意するものがあります。詳しくは「大学生のスキー旅行ガイド|サークル・ゼミの幹事が知っておきたい予算の考え方と段取り」にまとめています。

荷物のまとめ方と、忘れがちなもののチェック

バッグは移動の手段で選ぶ

荷物を入れるバッグは、移動の手段に合わせて選びます。駅から送迎バスに乗る、貸切バスで移動するといった場合は、キャリーケースでも困りません。電車の乗り換えが多い、駅から歩く距離があるといった場合は、両手が空くリュックやボストンバッグのほうが楽です。

スポーツ系の合宿では、道具とウェアで荷物が大きくなりがちです。シューズや道具は別の袋に分け、着替えは1日分ずつ袋に入れておくと、宿で荷物を広げずに済みます。荷物はできるだけコンパクトにまとめ、部屋のスペースを取りすぎないようにしましょう。

出発前に見直したい「忘れがちなもの」

持ち物の中には、毎回のように誰かが忘れるものがあります。出発前に、次のものだけはもう一度チェックしてください。

  • 健康保険証と学生証
  • スマートフォンの充電器
  • タオルと歯ブラシ(宿に用意がない場合)
  • 寝るときの服
  • 常備薬とコンタクトレンズ用品
  • 発表資料や楽譜など、合宿の活動で使うもの

このうち、活動で使うものは忘れると取り返しがつきません。前日の夜に、活動の道具だけを先にバッグへ入れておくと安心です。

女子の合宿で足しておきたい持ち物

女子の合宿では、身だしなみや体調に関わるものを少し多めに入れておくと安心です。

  • ヘアゴム、ヘアピン、くし
  • スキンケア用品、メイク落とし、日焼け止め
  • 生理用品(予定がなくても少し)
  • 羽織れるカーディガンやパーカー
  • ヘアアイロン(使うなら、部屋のコンセントの数を確かめておく)

大浴場にシャンプーやボディーソープがあっても、肌や髪に合うものを使いたい人は、小さな容器に入れて持っていくとかさばりません。部屋のコンセントは人数に対して少ないことがあるので、ヘアアイロンやドライヤーを使う時間は、同じ部屋のメンバーと順番を決めておくと朝の準備がスムーズです。

季節で足したい持ち物

湖や山に近い宿は、街なかより朝晩の気温が下がりやすいところがあります。秋から春の合宿では、薄手のダウンやフリースなど、さっと羽織れる上着を1枚入れておきましょう。夜に外で花火をしたり、湖畔を散歩したりするときにも役立ちます。

夏は、虫よけスプレー、日焼け止め、汗拭きシートがあると快適です。屋外で長く過ごす合宿では、帽子と飲み物も多めに用意しましょう。雨の多い時期は、折りたたみ傘と替えの靴下も入れておきます。

幹事が持っていくと助かるもの

メンバー全員ではなく、幹事や係がまとめて持っていくと便利なものもあります。

  • 参加者名簿と緊急連絡先の一覧
  • 予約内容の控え(日程・人数・食事の時間・送迎の時刻)
  • 簡単な救急セット
  • ゴミ袋、マジックペン、ガムテープ
  • 延長コード、予備の充電ケーブル
  • レクリエーションの道具

持ち物リストは、全員が持つものと係が持つものを分けて配ると、重複や忘れ物が減ります。合宿の全体の段取りは「ゼミ合宿の準備ガイド|幹事が決める順番と、宿選び・費用の考え方」、宿選びと予約の流れは「サークル合宿・ゼミ合宿の宿はどう選ぶ?予約の流れと、初めての幹事がつまずきやすいところ」も参考にしてください。

まとめ

合宿の持ち物は、全員に必要なものをそろえたうえで、宿にあるものを確かめ、合宿の種類と季節に合わせて足していくと、過不足なく準備できます。タオル・歯ブラシ・寝るときの服は、合宿では宿に用意がないことが多く、実際に忘れ物のいちばん多いものです。幹事は持ち物リストを全員に届けるところまでを準備に入れておきましょう。

西湖の湖畔にあるホテル光風閣くわるびには、大学のゼミ・サークル向けの「ゼミ・サークル合宿プラン」があります。持ち物や設備で分からないことは、問い合わせのときに一緒に聞いてください。